今日の〇は小倉7Rのサクソンジェンヌです。この馬は前走も勝負しました。2走前に続き、じっくり後方で脚を溜め、直線は大外から手ごたえ通りいい伸びを見せましたが、2着には僅かに届きませんでした。しかしここ2走、完全に脚を溜めるレースに切り替えて脚質転換に成功しました。今回小倉2千に替わりますが初勝利を上げたコースでコース適性は十分な上、ある程度流れそうなのでここ2走だけ走ってくれれば好勝負でしょう。△1は札幌5Rの10番です。この新馬戦、この時期のダートの新馬戦にしてはレベルは高く映ります。そんな中、この馬は坂路とCWで乗り込まれ、2週前にCWで長目を一杯に追われたのが良かったのか、坂路でも12秒3で楽に上り、1週前には3勝クラスの古馬を大きく後ろから追いかけ、楽に先着しました。今週も函館Wで調教走る馬が一杯に追われる中追走併入し、調教に関しては非の打ち所がありません。血統もこの父なら間違いなくダートでしょうから今日のメンバーでは一枚上に思えます。△2は小倉8Rの13番です。この馬も前走、勝負しました。まさかの逃げでしたが、ハナに立って途中、外から来られても余裕があり、直線に向いてからも反応し、快勝でした。今回昇級初戦で、17ダになるのでさすがにハナは無理でしょうか、この枠なら内の行きたい馬を行かせて、外からペースの落ちたところで上がって行くような形のレースをして追い比べに持ち込めば調教内容からも十分やれそうに思います。△3は福島11Rの11番です。この馬の前走は少し買って見ていましたが後方で掛かるくらいの行きっぷりを抑えながら進め、直線は大外からしっかり反応して伸びましたが展開が向かない分届かなかっただけで全く差は感じませんでした。2走前は実際この条件で2着しているので少しだけ流れてくれれば好勝負出来るでしょう。△4は福島7Rの11番です。この馬の前走はスタートは今一つも前半は好位の後ろでスムーズに運んでいました。しかし直線に向いたところで騎手が異常を感じて全く追わぬままゴールさせて参考外の1戦となりました。2走前のデヴュー戦では同じようなレースをして直線もしっかり伸びて3着したように能力は十分で、当時の1着馬は重賞でも好勝負していることからもこの馬も今の未勝利では上位でしょう。問題は12に対応できるかということで、デヴュー戦の行きっぷりからは対応可能と見て少し買います。今日は〇と△1が同じくらいで少し置いて△2~△4です。〇の比較評価はDです。 |