今日の〇は中京11Rのロコポルティです。この馬は何度も勝負しています。前走も勝負していましたがスタートから2走前と同じように中団の内で脚を溜めると、レースは流れ、4角まで仕掛けず、4角で仕掛けて外に出し、直線は手ごたえ通り、追えば追うほど伸びて最後は抑えるほどの楽勝でした。ここ2走の内容は以前のもろさを全く見せず、馬自身がやっと競馬を覚えてデヴュー時に感じた素質の高さを出せるようになった感じです。完全に本格化した今なら重賞でも十分通用するでしょう。騎手も手のうちに入れているのでこの枠で中団の内で脚を溜めて前走より少し早目に外に出せば今日の相手でも勝てるでしょう。△1は中京8Rの1番です。この馬は昨年小倉でデヴュー勝ちしました。その時の勝ち方が後方から直線だけで一気に前を交わして突き放す非常にインパクトのある勝ち方で、その後を期待され、昇級戦もあっさり勝った時にはクラシックでもと思わせましたが、その後の重賞に使った3戦は全く走れずがっかりさせられました。走るごとに前向きな気性が悪い方に働いたようです。それで前走は自己条件のマイルに起用されるとピタリと折り合い、直線に向いた時にも絶好の手ごたえで、追ってからも反応しましたが、メンバーも強く僅差の5着でした。ただ当時の2,4着馬が次走ですぐに強い勝ち方をしているようにメンバーの質が高かったのも確かで、当時に比べればメンバー弱化した今回は勝機でしょう。△2は中山12Rの9番です。この馬は前走も勝負しました。前半はいつものように後方で脚を溜めていましたが、いつもよりずっと早く、3角から外を一気に捲り気味に上がって直線も伸びましたが最後に伸びが鈍り4着まででした。勝つまではどうかももう少し仕掛けを遅らせれば楽に2着は取れたと思わせる内容でした。騎手も恐らく反省しているでしょうから今日は以前のような形で行くでしょう。ならば前走同様流れそうな今回、好勝負可能。△3は中京12Rの10番です。この馬の前走はスタートは出たのにすぐに両サイドに挟まれ、後方まで下がってのレースになりましたが3角で早目に中団に押し上げ、直線も図太く伸びましたが4着まででした。スタートのロスがなくスタートからスムーズに中団で運べれば際どかったのではと思わせるものでした。連闘してきた今回、行き脚も更につくでしょうから前を目標に乗ってくれれば好勝負でしょう。△4は中山4Rの17番です。この馬の前走は少し買って見ていましたがスタート決めて好位で折り合うと4角でもまだ追い出しを我慢するくらいで直線に向いて暫くして追い出すと逃げ切った勝ち馬に並び掛け勝ったと思わせるものでした。2着でしたが、ルメール騎乗の評判馬を寄せ付けず最後までしっかり反応していた内容は評価できます。今回中山2千に替わりますが、ここでも好位を取れるでしょうからどこかで内に入れて脚を溜めれば勝負になるでしょう。今日は〇が少し抜けて△1が続き、また少し置いて△2~△4です。〇の比較評価はDです。 |