今日の〇は中京5Rのワースです。この新馬戦、平均的なレベルにあると思います。そんな中、この馬は関東からの遠征馬ですが、坂路とWの併用で乗り込まれています。2週前にはWで上り11秒4を出して仕上がりの良さを窺がわせましたが、先週と今週は併せ馬を行い、いずれも先着しました。特に今週は古馬のオープン馬を追走して煽り、併入しました。これは他馬には見られない中身の濃い調教で、脚力は確かです。更に強調したいのは血統で、この母の仔は今まで3頭がデヴューしましたが3頭とも新馬戦で勝ち負けしていて、いきなり走れる血統です。それでこの調教ならまず好勝負でしょう。△1は中山6Rの12番です。この馬は地方からの転出馬ですが、中央に来た最初の2走はスピードに戸惑うだけで全く見せ場なく終わりました。それが前走はスタートも今一つでしたが最初から行かす気なく、脚を溜めると非常に良く脚が溜まり、直線で外に出してからはその手ごたえ通りの脚を使って目立つ伸びを見せました。明らかに中央のペースに慣れた気がします。今回、同じ騎手が継続して乗るので前走の競馬をするでしょうから更に慣れの見込める今回は大きなチャンスでしょう。△2は中京6Rの15番です。この馬はデヴューからずっと芝ばかり使われてきましたが全く好勝負出来ず、ダートに転じると逃げて圧勝し、ダート適性の高さを見せました。昇級後も逃げにこだわって前に行かす競馬を試みましたが中々行き切れず勝ち負けできませんでしたが3走前には内から逃げると2着に好走しました。当時の勝ち馬と3着馬は今はオープン馬で、4着馬も既に上のクラスを勝ち3勝クラスにいます。明らかにこの馬も力を出し切ればこのクラスでは上位です。ただ2走前はスタートが決まらずに砂を被って行きっぷりが悪くなったように揉まれると力が出せません。前走は心房細動なので全くの参考外です。今回休養明けもこの枠なら行き切れなくても好位の外で被されずにスムーズに運べるでしょうから力を出し切れる可能性が高く、そうなればこの相手なら好勝負でしょう。△3は中山12Rの14番です。この馬は前走も勝負しました。いつものこの馬のレースで、後方でじっくり脚を溜め、レースも流れ、直線もしっかり伸びてはいますが上位馬と脚色はあまり変わりませんでした。ただ直線、外に出せず、内からの追い上げで少し馬にストレスが掛かっている感じもありました。今回中山12ダに替わりますが使える脚の長さから適性はこちらの方が高い可能性が強いので少し展開が向けば際どい勝負になりそうに思います。△4は中山11Rの13番です。この馬は何度か勝負しています。前走も少し勝負しました。道悪自体は得意だと思っていましたが、道中の行きっぷりにはこの馬らしさがなく追っても反応してくれませんでした。すぐに骨折が見つかったように恐らくその影響だったのでしょう。今回休養明けも調教はこの馬らしく動けていて能力は出せるでしょうから良馬場の12芝なら2走前の圧巻の強さを見直したいと思います。今日は〇~△2まで同じくらいで少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |