今日の〇は中京8Rのハギノカノアです。この馬はデヴューが遅くまだ4戦しかしていません。ただ4戦の内2走したダートの2戦は非常に中身が濃く、初ダートだった3走前はスターで出遅れ、最後方で脚を溜めると4角で馬群の最後尾に取り付き直線は追われると他馬とは全く違った抜けた脚を使いました。2走前にしても最後方から直線だけでごぼう抜きし、4着まで押し上げました。このレースの上位馬は強く、勝ち馬は重賞でも好勝負し、2着馬は2連勝して上のクラスも勝ちました。そこでの上り最速の4着は高く評価できます。今回休養明けも調教量は十分なので後方から進めて4角で射程に取り付ければまとめて差し切れそうに思います。△1は中京6Rの12番です。この馬の3走前は今日と同じ中京14ダでしたが、中団で進めて直線も図太く伸びて5着でした。その時のメンバーは強く、勝ち馬は上のクラスも連勝し、2,3,6着馬もすぐに勝ち上がりました。ここ2走は12で脚が溜まりきらない印象も14に戻し、今回は牝馬限定なので好勝負出来るでしょう。△2は中京4Rの5番です。この新馬戦、今の時期らしくレベルは低く感じます。そんな中、この馬は坂路とCWで乗り込まれていますが時計自体は他馬と比較してもそれほど目立つものではありません。ただ特筆は1か月前に初めて時計を出した時に行ったゲート練習のラップで、馬なりで11秒7、11秒8を記録しました。これは新馬レベルとしては相当速く、これだけ本番でもゲートを出てくれれば間違いなくハナか好位を楽にとれそうで、ならば中京なら勝ち負けに持ち込めそうに思います。△3は中山12Rの11番です。この馬の前走は少し買って見ていましたが、好位の内で運ぶと4角では1頭、持ったままの手ごたえで先頭に並び掛け、直線は後続を突き放す楽勝でした。今回中山16に替わり多少メンバー強化されるも勝って同条件なのは有利で、状態も落ちてはいなさそうなので外目をスムーズに運べば引き続き好勝負でしょう。△4は中京12Rの5番です。この馬の前走はスタートで12芝では致命的な大きな出遅れをして馬群から離れた最後方で、4角で、やっと馬群の最後尾に取り付くと直線は目立つ伸びを見せました。つけていたブリンカーを外し、ハミを変えたそうなのですが今までのこの馬には見られない脚でした。今回スタートをもう少し出て同じ後ろからでも少し余裕をもって運べれば中山から中京に替わるので差し込み可能かと思います。今日は〇~△2まで同じくらいで少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |