今日の〇は中京5Rのキャトルエピスです。この新馬戦、今の時期の新馬戦にしてはまずまずレベルが高く映ります。そんな中、この馬は1か月以上にわたって美浦で乗り込まれています。既に1か月前にいきなり坂路で52秒5~上り12秒1を出し、その後はWでも必ず馬なりで11秒台で上り、どんな馬と併せても全く遅れません。Wと坂路両方でこれだけ動けている馬は今日のメンバーではこの馬だけで、抜けてよく見えます。血統的にもこの条件で問題ないので調教の走りが再現できれば好勝負必至。△1は中山9Rの12番です。この馬は前走も勝負しました。スローな流れも後方でじっくり脚を溜め、4角手前から動き、直線は外から反応良く伸びてあっさり抜け出しました。今回昇級で牡馬相手になるのできつく映りますが、使い込んでも時計の出る今の中山の馬場はこの馬には合っているので抜けた馬のいない今日の相手なら十分通用しそうに思います。△2は中京12Rの3番です。この馬の前走は長期休養明けでしたが勝負していました。スタートから無理せず後方でじっくり脚を溜め、3~4角では手ごたえはあるように見えましたが、騎手は脚元に異変でも感じたように全く追わずに流す感じでゴールさせ、何とも納得のいかない負け方でした。今回も再び休養明けになりますが、今回は直前の調教もしっかり時計を出しているので前回とは状態が違うと判断してもう一度買うことにします。△3は中山5Rの6番です。この新馬戦、レベルは高く感じません。そんな中、この馬はWと坂路を併用して乗られていますが坂路では12秒前半で上り、Wでも11秒台で上がってきて、能力の高さは十分窺わせています。ただこの父だけに芝16の適性が疑われるところですが、母方の方の血は芝志向が強いので好勝負出来そうに思います。△4は中山6Rの10番です。この馬はデヴュー戦は芝を使いましたが、調教の良さが出せずに終わるとすぐにダートに転じて好位から2着に好走しました。そして前走は12ダに距離短縮してハナに行くと余裕をもって逃げ、追って後続を寄せ付けず完勝でした。時計もまずまずで、12ダがベストと感じさせるものでした。今回昇級で、速い馬もいるので前走のように逃げることは無理でしょうが、2走前の内容から12なら差すレースもできるでしょうし、少し時計のかかる今の中山のダートも合いそうなので少し買います。今日は〇と△1が同じくらいで少し置いて△2と△3で、また少し置いて△4です。〇の比較評価はDです。 |