今日の〇は福島11Rのイツモニコニコです。この馬は3走前に初めてブリンカーを装着すると4走前までとスタートから行きっぷりが一変し、あっさり逃げ切りました。このクラスに昇級してからも楽に好位で運んで前走はゴール前でもう一伸びしていました。ブリンカーが見事に好影響した典型的な例で、4走前に福島で走った時には完敗しましたが、別馬のようになった今なら好位からの抜け出しが期待できます。△1は東京11Rの11番です。この馬はデヴュー戦はスローの18で脚を使っても届きませんでしたが、2戦目の前走は前半は中団で進めると3角で早目に外から捲り気味に進出し、4角で先頭に並び掛け直線ですぐに抜け出して3馬身引き離しました。最後の3ハロンは11秒7、11秒5、11秒4という加速ラップのレースでしたが、実際この馬の刻んだラップで、動き出したのはそれより前でしたからこの馬はものすごく長い脚を使っています。今回いきなりの重賞できつく映りますがこれだけ早い脚を長く使えるなら十分通用するでしょう。△2は京都3Rの9番です。この馬は芝で3走して結果が出ず、ダートに転じましたがダートでも先行はできましたが粘れませんでした。この馬のレースで1番印象にあるのはデヴュー戦で、中京16芝でしたが、スタートすると少しして抑えきれない感じでハナに立ち、速いペースでしたが、4角でも手ごたえ十分でした。残り100で甘くなりましたが、短距離芝ならすぐに勝てそうに思いました。そして今回初めて12芝に起用してきました。速い馬も多いのでハナには行けないかもしれませんがその気で出せば好位に楽に行けそうで12なら止まることもないでしょう。△3は東京10Rの12番です。この馬の前走は3か月ぶりのレースでしたが、以前のように出遅れることなくスタート決めると中団で抑えるくらいの行きっぷりでした。以前は出遅れて後方から直線だけ脚を使うイメージでしたが、前走はいつもより前目でレースをしても直線の反応は後方からの時と同じで、体も12kg増え本格化した感じがしました。これなら昇級初戦から勝負になりそうに思います。△4は京都2Rの8番です。この馬の前走は初ダートでした。スタートが決まらず最後方に近い位置で進め、3角までじっと溜め、3~4角、外に出すと結構な勢いで進出し、直線も最後まで脚を使いましたが道中の位置取りの差が出た感じで、少し脚を余している感じでした。今回同じ騎手が乗るのでもう少し早く動いてもやれると思っているでしょうから慣れの見込める今回大幅な上積みが期待できます。今日は〇が少し抜けて△1と△2が続き、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。
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