ごあいさつ
初めまして。この競馬36を主宰し、実際のレースの予想をさせて頂く私、小石 耕一と申します。
もう早いもので競馬を始めて30年近く経ちます。最初は学生の時に趣味で始めた競馬でしたが、周りの人間に予想を教えて欲しいと言われ、この20年位は自分の勝ち負けだけでなく他人を勝たせる事にも心血を注ぎました。そして、その教える人間の数が多くなるにつれ競馬開催日が人に教える作業で非常に繁雑になり、肝心な自分の予想する時間が逆に削られてしまうという悪循環になる為、友人何人かと共同でこのサイトを立ち上げる事を決断するに至り、予想に集中する環境を整えてもらいました。従来、私の予想を受けていた方には有料になる為、申し訳なく思いますが、その分これまで以上の正確な予想が受けられると納得していただける様、努力する次第です。
- さて皆さんは競馬というものをどのように考えておられますか?
- 競馬を趣味としてとらえ、この馬なら負けてもかまわないと、好きな馬の馬券を買ってレースを観るのもそれはそれで私は楽しいと思いますし、実際、私も勝負しないレースではそういう感情で馬券を買うこともあります。
また競馬のもうひとつの側面であるギャンブルとしてとらえて競馬を楽しまれる方、それもそれでいいと思いますが私は競馬はどうしてもギャンブルではなく投資の対象に思えます。色々なデータを基に予想をしてこの馬なら投資に見合うと判断し、馬券を買う。これは会社の将来を予想し株を購入する事と大差はありません。
- それではどのようにして勝ち馬を予想し、導き出すのか?
- 私の予想の基本はやはり個々の馬の能力比較です。ただそんな事は一般の競馬専門誌や新聞紙上で成績をみればわかりそうなものですが、そこには必ず能力と人気のバランスの崩れた馬、あるいは1番人気になる馬よりも明らかに私から見れば能力が上と思える馬でも印の薄い馬がいます。そして特によく見かけるのは条件変りの馬です。初芝、初ダート、初距離、地方帰り、長期休養明け等々、こういった一見買いづらい馬たちの中にこそ穴馬が多いのです。こういう馬たちを穴馬として買った事も皆さんおありでしょう。誰でも買う事は結構できるはずです。しかしその馬たちを自信を持ってこれは間違いないと確信に近い感覚で買う事が出来る程の予想の力がありますか?
私は新馬戦の予想に一番時間をかけています。新馬戦は唯一オープン馬も未勝利馬も一緒に走るレースです。能力差は歴然です。そして新馬戦時の調教や血統などからその馬に合ったレース条件を見つけ出してやります。また新馬戦当時の力関係を把握しておけば新馬戦を使って休養し、休み明けで出走した時に自信を持って買えるでしょう。もちろん新馬に使う前と休み明けで帰って来た時の調教の比較をして、その馬の成長の度合いを測り、勝負するべきかの判断は当然必要ですが。加えてこの馬は千二の芝という条件が合っていると自分で判断しているのに調教師が千八ダートばかり使っているとか、間違った使われ方をしている馬が千二の芝に使われた時には勝負をするのです。これは私の予想の仕方の一部です。
私が最も大切だと思うのは自分の予想の仕方、つまり予想のフォームが固まれば、後はそのフォームにはまったレースはどのレースなのかを見極める力を身に付ける事、同じフォームで予想し続ける力を付ける事です。そして的中したレースは良しとしてはずれたレースを反省し、できる範囲で敗因を掴み、それを何度も繰り返し経験する事で自分の予想するフォームにあった的中する確率の高いレースを36レースの中から発見する感覚を研ぎ澄ます事が勝利への近道だと思っています。だがいくらその感覚を磨いても個人により差ができます。幸い私にはその的中する確率の高いレースを見つける感覚がわずかであれ人より優れていると自覚しています。すごく優れているとは言いませんが、わずかであれそのわずかの差が長い年月を経ると大きな差になると思っています。ですからみなさんで28年間毎週36レース予想し続けて磨いた私の感覚を利用して、競馬を楽しみながら勝利して下さい。