今日の〇は阪神10Rのメイショウピースです。この馬が芝に起用されたのは唯一、4走前だけですが、そのレースはG3でした。世代限定とは言え、レベルは2勝クラスより数段高く、上位馬たちは今はバリバリのオープン馬で、下位の馬たちもほとんどが2勝クラスは卒業しています。その初芝のレースでこの馬は全くペースに戸惑うことなく、中団で折り合って手ごたえよく進め、直線も止まらず反応していましたが、さすがに回りの馬が強く、上位には食い込めませんでしたが差はそれほどなく、レース振りは見劣りしませんでした。当時は馬場が軽く、非常に速い時計の結着でしたが、今日は前日の雨の影響で少し時計が掛かりそうなのも良く好位から前を追う形なら好勝負でしょう。△1は阪神4Rの1番です。この馬の前走は少し買って見ていましたが、スタートを決めて好位で折り合いをつけて手ごたえよく運び、直線は一旦、抜け出すも最後に外から僅かに差され、非常に惜しいレースでした。しかし、デヴュー前から調教では抜群に動くのに結果が出ずにいたこの馬が、ノドの手術をしたのも良かったのでしょうが、距離短縮が大きくプラスとなってやっと調教の良さをレースで発揮して、芝の短に対する適性の高さを見せました。前走の行きっぷりから普通にスタートを切れば好位の内で脚を溜められそうで、そうなれば今日からBコース替わりで、この枠がプラスとなるので勝ち負けできそうに思います。△2は中山9Rの5番です。この馬の前走は後方から終始外を回され、4角では5頭分くらいの大外を回らされましたが、直線に向くと全く他馬と脚色が違い、5馬身ちぎり、最後は流していました。時計も当時の馬場としては非常に速く、完全に馬が一皮むけた気がしました。2走前に大敗した時の勝ち馬も出てきますが、この馬は4角で挟まれる大きな不利もあったので今の状態なら逆転可能と思います。△3は阪神2Rの10番です。この馬の前走は、デヴュー2走目でしたが、スタートが今一つで、少し仕掛けながらの追走でしたが、直線で少し外に出すと上位までには及びませんでしたが、反応してしっかり伸びていました。その上位馬はレベルが高く、勝ち馬は昇級戦も2着し、2着馬はすぐに楽勝しました。その時のメンバーと比べると大幅に弱化した今回、阪神に替わるのもプラスなのでスタート決めて、4角で射程に取り付いていれば何とかなりそうに思います。△4は中山11Rの11番です。この馬は前走も勝負しました。スタート決めて内で脚を溜め、4角では馬なりで2番手に上がり、直線、少し外に出すと後続を5馬身離す楽勝でした。やはり中山16の適性は非常に高いと感じさせられました。あの馬場でのあの勝ちっぷりから今日の湿った馬場なら十分オープンでもやれそうに思いますが、前走のように内枠を引けなかったのはマイナスもどこかで内に入れてロスなく運べば十分通用しそうに思います。今日は〇と△1が同じくらいで少し置いて△2~△4です。〇の比較評価はDです。 |