今日の〇は京都6Rのジョニールです。この馬の前走は金沢での地方交流戦でしたが、逃げて後続を2秒7千切る大差勝ち。やや重でそこまで脚抜きの良い馬場というほどではなかったのに、金沢競馬のレコードに0.3秒差の非常に優秀な時計で、上りも36秒5と地方競馬ではめったに見ない上りで、千切れるのも当然でした。交流戦ですから千切った2,3,4着馬は地方馬ではなく、中央馬ですからそれなりに評価できます。芝では2走、結果が出なかっただけに余程ダートの短距離が合っていたのでしょう。今回昇級でも前走だけ走れば勝てますが、昇級のペースではすんなりハナには立てないでしょう。しかしこの枠ならそれほど揉まれることもないでしょうから力が出せるとみて勝負します。△1は東京6Rの3番です。この馬は新馬戦以来の休養明けのレースになります。その新馬戦は、スタートは決まりましたが初戦ということを意識してか、大事に出たなりで乗られ、後方で脚を溜め、直線に向いて少し外に出すと、完全に超スローの前の馬だけの競馬でしたが、この馬はしっかり伸びて差を詰めていました。如何にも脚を試している感じでしたが、休養させて調教が良くなった今回、同じ騎手が乗るので能力があるのは良く分かっているのでもう少し強気に乗れば勝ち負けできそうに思います。△2は東京5Rの7番です。この新馬戦、この距離にしてはレベルが高く映ります。そんな中、この馬はW中心に乗られ、2週前からは上り11秒5を出し、今週は馬なりで11秒3を出して、仕上がりは良く映ります。ただ今日の有力馬は同等以上の時計を出していて特にこの馬が抜けている印象はありませんがこの馬の母はデヴュー戦で、この距離でアーモンドアイを負かした馬です。血統からくる仕上がりの早さは一番だと思います。△3は京都5Rの4番です。この新馬戦、頭数の割には非常に難解に映ります。そんな中、この馬は坂路中心に乗られ、今週は馬なりで上り12秒4で楽に先着し、今日のメンバーでは上位の追い切りを見せました。それに父がミッキーアイルで、母父がロードカナロアならこの芝16がピタリの印象が強く、再仕上げでスタートもいいということなら流れに乗れそうで好勝負出来そうに思います。△4は東京12Rの13番です。この馬は4走前の初芝の時に勝負しました。12芝で出遅れ、後方2番手で押っ付けていましたが直線でエンジンが掛かってからはいい脚で3着まで追い上げました。3走前の今回と同じ東京14芝に起用した時にも出遅れて最後方から進めましたがスローの前の馬だけの競馬になり脚は使っても勝負になりませんでした。ただ当時のメンバーは強く、上位馬は重賞でも好勝負している馬たちで、今日のメンバーより数段上でした。それを考えるとスタートさえ決まれば今日の相手なら十分勝負になるでしょう。今日は〇が少し抜けて△1~△3が同じくらいでまた少し置いて△4です。〇の比較評価はDです。 |